2021年10月14日

関東地区 異形棒鋼市況9万円 12年10カ月ぶり高値

 関東地区の異形棒鋼市況が上昇し、トン9万円(ベースサイズ・直送)に達した。9万円乗せは2008年12月以来、12年10カ月ぶり。メーカーが10月に販売価格を上げ、売り腰を強めていたところに鉄スクラップ価格が大幅に上がり、商社とゼネコンの商談価格のレベルが一段上がった。建築物件の出件数が少なく、需要は精彩を欠いたままだが、主原料に加え合金鉄や物流費、電気料金など諸コストがなお上がり、メーカーの強い販売姿勢が市況を押し上げる展開が続く見込みだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社