2021年10月12日

全特協 8月、販売量45%増 在庫10カ月ぶり29万トン台乗せ

 全日本特殊鋼流通協会がまとめた8月の特殊鋼流通統計調査によると、受入量は、前年同月比59・6%増の15万6743トン、販売量は同44・8%増の14万5942トン、在庫量は前月比3・7%増の29万9932トンといずれも増加した。自動車や建機、工作機械向けの底堅い需要により、販売は構造用合金鋼や高速度工具鋼、軸受鋼などで前年同月から6―7割増えた。在庫量は2020年10月以来10カ月ぶりに29万トン台へ増加。構造用鋼を中心に在庫が増えた。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社