2021年10月12日

関東鉄スクラップ相場 3週間で15%急騰

 関東の鉄スクラップ相場が急騰している。関東地区電炉メーカーのH2購入価格(産業新聞調べ)は、直近安値の9月28日から3週間足らずでトン当たり8250円値上がりした。上昇率は15・3%。11日時点で大阪地区の相場よりトン500―1000円高くなった。秋の鋼材需要期を迎えて関東湾岸部から中部以西向けの鉄スクラップ出荷が増え、需給が急激にタイト化したことが背景にある。電炉大手の東京製鉄・宇都宮工場は2日から9日までのわずか1週間で特級(H2相当)の買値を累計でトン当たり6000円上げ、11日時点では同5万3000円を提示している。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社