2021年10月11日

鉄産懇 鋼材市況、上昇続く 年度需要5700万トン水準維持

鉄鋼産業懇談会の中村真一会長(日本製鉄副社長)は8日開催の会議後に「国内の鋼材需要は堅調に推移している。主原料や副資材の価格が高止まりし、鋼材市況は上昇が続くと認識している」と語り、今後もタイトな需給と原料高が鋼材市況を押し上げるとの見方を示した。部品調達難で減少している自動車生産は来年1―3月期に回復する見込みから、2021年度の国内鋼材需要は「(年度当初予測の)5600万―5700万トンレベルを維持する」と予想した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社