2021年10月6日

脱炭素へ電炉活用具体化 中・河鋼30年1000万トン計画

脱炭素に電炉を活用する動きが国内外で具体化してきた。中国の河鋼集団は2030年に高炉からの切り替えで電炉鋼生産を年1000万トン程度に増やす計画。粗鋼世界首位の宝武鋼鉄集団も電炉鋼を増やす方針。日本製鉄は大型電炉での高級鋼板の製造を計画し、JFEスチールと神戸製鋼所も電炉の活用を検討。米国では高炉大手のUSスチールが電炉進出を決めた。水素還元など新製鉄法の開発は時間を要するため、電炉利用でCO2排出削減を急ぐ。電炉での高級鋼製造の開発も本格化しそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社