2021年10月5日

グローバル・フォーラム、構造的な過剰能力継続 需要なき政府支援 投資回避を

 鉄鋼の過剰生産能力に対処する多国間の枠組み、グローバル・フォーラム(GF)は1日、閣僚会合をテレビ会議形式で開いた。最大の生産国の中国など一部を除く主要生産国が参加し、新型コロナウイルス禍からの経済回復で鋼材市況が上昇しているものの、構造的な過剰生産能力が継続している点を確認した。閣僚報告では、需要の裏付けがなく政府支援によって能力投資が進む事態は厳に避けるべきと強調した。中国がGFから離脱した状態が続くが、過剰能力解消に向けて今回も欠席のインドを含め、主要生産国が関与する重要性について確認した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社