2021年10月4日

日本製鉄 継目無ステンレス鋼管、10%超値上げ 1月出荷から

 日本製鉄は4日、シームレスステンレス鋼管の全品種について、2022年1月出荷分から現行価格比10%以上引き上げると発表した。店売り、ひも付き全分野が対象。半導体、石油精製・化学向けを中心に各分野の鋼管需要が世界的に回復する一方、鉄鉱石、石炭、鉄スクラップなど主原料の価格は高騰し、ステンレス原料であるニッケル、クロムに加えSUS316系に使用されるモリブデンなど合金副原料や物流費を含め、幅広い分野での製造コストが著しく上昇しているため、販売価格に転嫁する。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社