2021年10月4日

中国の異形棒市況急伸、国慶節入り直前 熱延コイル上回る

【上海支局】中国の国慶節連休入り直前の先週に現地の異形棒鋼市況が急伸した。秋の需要期を迎えた9月の間上がり続け、上海地区で先月末にトン5840元(約9万9000円、増値税込)と6週連続、合計790元上がり、熱延コイル市況を上回った。減産が条鋼中心に進み、需給がひっ迫した。一方、鋼板類は輸出の減少や半導体不足と電力供給制限による製造業の後退でタイト感に欠け、市況はやや足踏みの状態だ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社