2021年9月28日

中国で電力供給制限強まる 鉄鋼需要・生産に影響 日系企業、操業不安広がる

【上海支局】中国で電力供給制限の動きが強まり、日系企業の操業に影響が出始めている。特に江蘇省で厳しく行われ、日系の繊維や化学、鉄鋼関連の工場が一時停止を余儀なくされている。自動車生産などのサプライチェーンが滞り、経済や鉄鋼需要の後退につながりかねないが、一方で鉄鋼の生産が抑制され、需給は引き締まる観測が強く、鋼材市況は上がり続けている。電力制限は年末まで断続的に行われる見通しで需要産業の操業不安は続くが、鉄鋼需給は秋の需要期の中でよりタイト化しそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社