2021年9月16日

浦安景況調査 「日当たり横ばい」の声も 8月収益改善16%に低下

 浦安鉄鋼団地協同組合(理事長=村上京子・東洋鋼鉄社長)がまとめた8月の景況実感調査(対象=145社、回答率94・5%)によると、前月から収益状況(粗利)が改善した企業は前月比15・6ポイント低下の15・5%となり、2カ月連続で減少した。夏季休業で稼働日が少なかったことが主な要因で「日当たりで横ばい」(薄板・表面処理鋼板を扱う組合員)との声も聞かれた。急激なメーカー値上げを受け、各品種で荷動きが盛り上がりを欠く中でも価格転嫁が進んでおり、異形棒鋼を扱う組合員は「9月はもう一段値上げする」としている。

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