2021年9月2日

原料炭スポット最高値 2週で2割上昇

 原料炭のスポット価格が過去最高値に高騰している。業界関係者によると、強粘結炭市況は中国着価格でトン430ドル(4万7300円)という。2週間で2割上がった。中国の粗鋼減産で原料炭需要は減っているが、国内炭の生産が伸び悩み、輸入も減る中で供給不足感が強いようだ。中国の国内炭価格は500ドル超とされる。異例の高値で先行きは見えにくいが、中国の減産で大きく値を下げた鉄鉱石と異なり、原料炭の下げ気配は見えない。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社