2021年8月18日

日本製鉄 H形鋼販価据え置き 8契、値上げ浸透見極め

 日本製鉄は18日、8月契約(9月生産)の店売り向けH形鋼の販売価格を据え置くと発表した。さらなる価格転嫁が必要となるが、マーケット動向、直近3カ月の値上げの着実な浸透を見極めるため、今月は対前月据置きとし、次月での値上げを検討する。物件(プロジェクト)向けについては国内外の需給動向などを踏まえ、価格の引き上げを進める。他の鋼種も含め、需給タイト化が強まる中で、店売りの引受けについては流通段階での個別特約店ごとの入出庫・在庫状況を精査し、必要最小限かつ慎重に行う方針だ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社