2021年8月6日

鉄産懇 中国動向、今後も注視 鋼材・原料高続く見通し

鉄鋼産業懇談会の中村真一会長(日本製鉄副社長)は5日開催の会議後に「中国がカーボンニュートラルを背景に鋼材輸出を抑え、粗鋼生産を削減する方針を表明し、鋼材需給はタイトになり、鋼材市況と原料価格は高止まりが継続する見通し。中国の輸出の減少を受けてASEANの鋼材市況が足元上昇している」と語り、日本含めアジアの鋼材市況に大きな影響を及ぼす中国の動向を今後も注視する考えを示した。

スポンサーリンク