2021年8月3日

日本製鉄、6000億円に上振れ 通期事業利益最高見通し

日本製鉄は3日、2022年3月期の連結事業利益予想を6000億円と前回予想の4500億円から上方修正したと発表した。鋼材販売価格の是正が進み、グループ会社の損益も好転することで前期の1100億円からV字回復を図り、12年の統合後の最高益(15年3月期4713億円)を大きく凌駕する見込みだ。単独営業利益(在庫評価差除く)予想は2000億円と前回予想から400億円上方に修正した。生産設備構造対策を着実に実行し、販価の改善を続けて収益力を上げ、海外事業やゼロカーボン・スチールなどへの戦略投資を進める構えだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社