2021年7月20日
JFE鋼板、24年度売上高700億円 カラー鋼板CF化推進
JFE鋼板(小川滿社長)は2021年度から始動した4カ年の第7次中期経営計画で、環境対応製品の拡充や子会社が担う建材・工事部門の収益性向上を図り、最終年度(24年度)に20年度比3割増の連結売上高700億円、ROS(売上高経常利益率)3%(20年度実績1・5%)を目指す。鋼板製品のクロメートフリー(CF)化を推し進め、すでにほぼ100%CF化を達成しているめっき鋼板に続き、カラー鋼板についても「早晩、100%達成できる見込み」(小川社長)。屋根材やシステム鉄骨の拡販強化にも注力し、全体に占めるカラー鋼板の生産量を高め、月間販売量を3万トンに引き上げる。
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