2021年7月14日

鉄スクラップ H2・上級品の値差拡大

鉄スクラップのH2と上級品の価格差が一段と広がっている。H2は割高感から輸出成約が難航しているのに対し、上級品の需給はひっ迫。鋼材需要の急回復で、国内外の高炉メーカーや特殊鋼メーカーが引き合いを強めていることが背景にある。関東主要埠頭では、上級品の一種である新断バラの湾岸価格が13年ぶりにトン当たり6万円台に乗せた。H2と新断バラの値差は最大で1万3500円前後になり、「過去類を見ない値差」(大手鉄スクラップ業者)を見せている。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社