2021年6月30日

普通鋼鋼材 5月海外市況、頭打ち気配も 輸出1年ぶり増179万トン

 日本鉄鋼連盟が30日に発表した5月の鉄鋼貿易実績によると、普通鋼鋼材輸出量は178万7000トンで、前年同月比で9・5%増となり、13カ月ぶりに増加した。前年が新型コロナウイルス感染拡大の影響で急減したことで、その反動増とした側面が強い。海外市況は貿易措置が掛けられている欧米で上昇気配が続くものの、アジアはASEANが雨期による不需要期に入ったことや、中国・関係当局による高値抑制発言などもあって、ホットコイルでCFR1100ドルほどで頭打ち気配も見られる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社