2021年6月30日

日本製鉄 厚板1.5万円値上げ 7月引き受け分から店売り・建プロ向け

日本製鉄は7月引き受け分から国内厚板の店売りや鉄骨、橋梁など建材プロジェクト向け価格をトン当たり1万5000円値上げする申し入れを開始したもようだ。昨年9月から累計4万円の引き上げとなる。主力の造船分野が持ち直しつつあり、建・産機など厚板需要は新型コロナウイルス禍からの回復が鮮明となっており、タイト感が強まる。こうした需給動向の中で鉄鉱石など主原料価格、市況原料、輸送費などコスト上昇を勘案、再生産、安定供給が可能な水準に販価是正を図る。別途、造船、建・産機向けなどひも付きでも個別交渉、値上げ要請する見通しで、店売りについても来月以降、再値上げの可能性が高い。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社