2021年6月25日

鉄スクラップ相場上昇 5週ぶり、需給引き締まる

国内の鉄スクラップ相場が24日から約5週間ぶりに上昇した。中部地区中心に鉄スクラップの国内需要が旺盛な上、「夏枯れ」の影響が出始めて建築物解体工事の件数が減少し、鉄スクラップ流通量が低迷して需給が引き締まった。電炉大手の東京製鉄は24日から九州工場以外の4拠点で鉄スクラップの購入価格をトン当たり1000―2000円上げ、同日から各地の電炉にも価格引き上げの動きが広がった。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社