2021年6月24日

流通2団体経産省ヒア 7―9月、車需要堅調 供給難から機会損失も

 全国鉄鋼販売業連合会、全国コイルセンター工業組合の鉄鋼流通2団体は23日、経済産業省ヒアリングを行い、2021年度第2四半期(21年7―9月期)の需要見通しを報告した。自動車はトヨタの国内生産が第2四半期86万台と前年同期比10%増と自動車メーカーは半導体供給が不安視される中でも総じて安定した計画を打ち出し、堅調とみている。建・産機は好調な半面、下請けなどでの鋼材確保難、部品製造の遅延などを警戒する。建設は土木は安定、建築は物流倉庫などが堅調で、五輪後に中小建築案件を含め需要の本格回復を見込む。価格面ではメーカー値上げの継続で、流通は量より価格を優先。薄板系では供給難からナイモノ高の状況だ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社