2021年6月23日

小棒懇会見 市場構造の転換点に 遠藤会長、商慣習見直し対応を

全国小棒懇談会は22日、オンラインで定例の記者会見を開催し、遠藤悟会長(日本製鉄執行役員厚板・建材事業部長)は、「世界的に堅調な鋼材実需を背景に、鉄鉱石や石炭をはじめ鉄スクラップの価格も高水準で推移している。鉄スクラップは近隣諸国の旺盛な需要に、脱炭素に向けた動きが加わることは必至で、市場そのものが構造的な転換点を迎えている。この変化を認識し、独占禁止法順守の観点から取り組んできた小形棒鋼の商慣習見直しについて、定着状況を改めて点検し、必要な対応を講じてほしい」とコメントした。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社