2021年6月15日

関東地区市況 異形棒鋼 8万円後半の攻防

 関東地区の異形棒鋼市況はベースサイズ・直送でトン8万円台後半の攻防に移ってきた。電炉メーカーが原料高を背景に販売姿勢を強くし、商社や問屋がゼネコンへの提示額を引き上げている。大型再開発物件は堅調なものの中小物件はなお低調。ゼネコン側は鋼材の値上がりに抵抗を示すが、「工期があり、一部8万8000円で決まったものもある」(商社営業担当者)。鉄スクラップ価格が再び基調を強めつつあり、棒鋼市況は6月後半にかけて一段ステージを上げそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社