2021年6月11日

薄板市況 大阪で7000―1万円続伸 在庫不足継続 流通、値上げ加速

大阪地区の薄板市況は、値上げが急ピッチで加速し、6月に入ってからも上昇基調が目立っている。在庫不足やナイモノ高の継続により、流通各社が値上げの姿勢を強化。薄板全品種でトン当たり7000―1万円続伸した。大阪地区では6カ月連続の上昇となる。価格転嫁と唱え引き上げが頻繁に行われており、時価で取引が行われているような状態。「これまで働いてきて、このようなスピードで価格が上がるのも、在庫がここまで入手できないのも初めて」(地区コイルセンター)と驚きの声が上がっている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社