2021年6月11日

ときわ会5月末 H形鋼在庫1.7%減、20万3300トン タイト感強まる

日本製鉄によると、形鋼扱い流通で構成する「ときわ会」のH形鋼の5月末在庫量は前月比1・7%減の20万3300トンとなり、2カ月連続で減少した。5月は大型連休があり、稼働日数が少なかったため、出庫が前月より減ったものの、それ以上に入庫が減少し、在庫減につながった。日当たりの出庫量は前月を上回った。市中の荷動きについては3月をボトムに最悪期を脱し、「堅調な需要が続いてる」(建材営業部)と認識。流通の慎重な姿勢から申し込み抑制が続き「幅広い分野で需給は締まり、タイト感が強まっている」(同)。形鋼をはじめ各種鋼材の国内外の市場や、高位にある原料価格と合わせて、タイトな需給動向を注視する方針だ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社