2021年6月4日

4月末薄板3品在庫 7カ月ぶり360万トン乗せ 在庫率2・17カ月 なお低水準

4月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、速報値)は前月比4・8%、17万トン増の368万1000トンとなり、7カ月ぶりに360万トン台となった。ただ、在庫率は2・17カ月と、2020年下期平均の2・27カ月(在庫量としては350万トン水準)を下回る低水準にとどまっている。国内向けの生産量は170万トン程度で、前月に比べると約10万トン減となるが、1―2月の150万トン水準に比べると増加しており、製造業を中心にした活動水準の上昇の中、生産と出荷がバランスした状態が続いたものとみられる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社