2021年6月3日

扶桑鋼管、部材加工 グローバルで強化 今期、付加価値率向上へ

 鋼管流通大手の扶桑鋼管(本社=千葉県浦安市、江村伸一社長)は2022年3月期で売上高における付加価値率を、全体で1%程度高める。材料(シームレス鋼管など)の仕入れから部材加工プロセスまでを一から見直し、建機メーカー、大手ゼネコンなどとの共同開発を通じて切削加工などを内製化。工程管理を担うベテラン社員の経験値・ノウハウも相まって従来比から最大40%のコストダウンに成功している。今期のグループ全体の税引き前利益目標として8億8000万円を目指すが、さらなる上積みを狙う。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社