2021年6月3日

愛知製鋼、高圧水素用ステンレス開発加速

 愛知製鋼は2日、水素社会の構築に貢献するステンレス鋼の開発を目的に、関工場(岐阜県関市)内に4億5000万円を投じ、高圧水素ガス環境における試験評価体制を確立したと発表した。投資額は19年以降の設備導入や、防爆建屋など設備稼働環境の整備を含む。今回は世界初となる、同環境に対応した回転曲げ疲労試験装置を独自に開発(特許出願済み)、導入し試験評価をこのほど開始。これにより長時間を要していた疲労試験時間を従来の10分の1以下に短縮することを実現しており、燃料電池車の開発や、水素社会の進展に合わせたタイムリーなステンレス鋼の開発スピードを飛躍的に加速する見込みだ。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社