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2024.12.20
2021年6月3日
愛知製鋼は2日、水素社会の構築に貢献するステンレス鋼の開発を目的に、関工場(岐阜県関市)内に4億5000万円を投じ、高圧水素ガス環境における試験評価体制を確立したと発表した。投資額は19年以降の設備導入や、防爆建屋など設備稼働環境の整備を含む。今回は世界初となる、同環境に対応した回転曲げ疲労試験装置を独自に開発(特許出願済み)、導入し試験評価をこのほど開始。これにより長時間を要していた疲労試験時間を従来の10分の1以下に短縮することを実現しており、燃料電池車の開発や、水素社会の進展に合わせたタイムリーなステンレス鋼の開発スピードを飛躍的に加速する見込みだ。
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