2021年6月3日

日本製鉄、7月販価から棒鋼・線材全品種5000円超上げ

 日本製鉄は、主原料価格が急激かつ大幅に上昇していることなどを受けて、7月から棒鋼・線材全品種をトン当たり5000円以上追加値上げする。市況品種である普通線材については同1万円の追加値上げに踏み切る。特殊線材を含めた特殊鋼棒鋼・線材と普通線材で、国内向け(ひも付き、店売り)、輸出向けともに対象。すでに需要家や流通各社への申し入れを開始している。同社の値上げは4月以来となり、2021年度入り後の累計上げ幅は特殊鋼棒鋼・線材が同1万5000円以上、普通線材は同2万5000円になる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社