2021年6月2日

高炉の主原料価格 鉄鉱石7―9月10%上昇 原料炭4―6月4%安

高炉大手が調達する主原料価格が固まってきた。業界関係者によると、鉄鉱石は7―9月が4―6月比10%上がる。原料炭は4―6月で1―3月比4%下がる。中国当局が商品相場の過熱に警戒を示したことで、鉄鉱石は一時の高値から下げたが、なお高止まりの様相。原料炭は豪州炭が相対的に割安な状態が続くが、足元のスポット価格は大きく上げているという。中国はじめ堅調な鋼材の需要と高値を反映し、主原料は高値圏が続きそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社