2021年5月13日

日本製鉄  超ハイテン材、提案力進化

日本製鉄は13日、2019年に発表した次世代鋼製自動車コンセプト「NSafe―AutoConcept」(NSAC)のソリューション開発・提案力を進化させたと発表した。車体への1470メガパスカル級ハイテンや2・0ギガパスカル級ホットスタンプ材、シャシーへの980メガパスカル級熱延ハイテンなどを加工技術とともに適用して超ハイテン比率のアップを進めたほか、従来の材料開発、構造・機能設計、工法開発の主要要素技術に加えてバーチャル設計などの性能評価・解析技術群を新たな技術としてメニュー化するなどした。カーボンニュートラルの潮流の中で電動化(EV)が進む自動車車体として30年を目線に50%の軽量化を目指して研究開発に取り組む方針だ。

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