古河機械金属は28日、中戸川稔・取締役常務執行役員、古河ユニック社長(61)が6月29日付で社長に昇格する役員人事を内定したと発表した。新体制で経営基盤を強化・充実させグループの成長を目指すとする。宮川尚久社長(69)は代表権のある会長に就く予定。
古河ユニックの社長には山川賢司・古河ユニック常務取締役が昇格予定。古河ロックドリルの社長も同日付で荻野正浩・古河機金取締役兼常務執行役員に交代する。山川氏は古河機金の執行役員に、荻野氏は同専務取締役兼専務執行役員に同日付で就く。
▽中戸川稔(なかとがわ・みのる)氏=1983年古河機械金属入社。法務・広報を中心に歩み2017年執行役員、19年取締役兼上級執行役員、20年取締役兼常務執行役員。兼務で11年古河ユニック取締役、17年同取締役副社長、18年同代表取締役社長。59年8月21日生まれ。