2021年4月22日

関東大手流通 薄板 21日受注から店売り唱え上げ

 関東地区の大手流通は21日受注分から、店売り向けの薄板全品種を値上げした。値上げ幅は酸洗鋼板、冷延鋼板が前月比でトン当たり1万円、熱延鋼板、電気亜鉛めっき鋼板、溶融亜鉛めっき鋼板が同5000円。4月契約での受注を前倒しで終了し、同日から5月契約扱いとした。メーカーからの入荷難で販売量が限られ、需給のひっ迫度が高い酸洗と冷延の単価をより引き上げる。ただ、上げ幅の違いを市場が受け入れるかどうかは不透明で、酸洗・冷延の上乗せ分については「苦戦が予想される」(大手流通幹部)。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社