2021年4月21日

日本製鉄 炭素鋼鋼管10%値上げ 店売り5月受付分から

日本製鉄は国内店売り向け炭素鋼鋼管(溶接管・シームレス管など)の全品種の販売価格について、5月受付分から現行価格比10%引き上げる。このほど取引先の流通各社に申し入れを開始した。主原料および鉄スクラップの国際価格、さらには合金などの副原料・輸送費が高騰していることに加え、熱延コイルの需給が世界的にひっ迫。鋼管製品における再生産・安定供給可能な水準の価格実現に向けた値上げは不可避と判断した。同社では「ひも付き需要家に対しても不退転の決意で値上交渉を実施する」としている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社