東鉄連1月厚板販売量 5カ月ぶり減2.7万トン

東京鉄鋼販売業連合会厚板部会がまとめた1月分の在庫販売量調査によると、会員12社の販売量は前月比1065トン、3・9％減の2万6790トンと減少し、5カ月ぶりのマイナスとなった。在庫量は同586トン、1・4％減の4万1423トンと減り、10カ月連続で前月実績を下回った。1社平均の販売量と在庫量は、それぞれ同88トン、3・8％減の2233トン、同49トン、1・8％減の3452トンだった。新型コロナウイルス禍で低迷していた厚板需要は回復も見られたが、当月は再び販売量減となった。メーカーからの供給制約で在庫圧縮は進んだ。