2021年3月22日

橋本総業HD テニス界を盛り上げ 「橋本政昭杯」開催も

 橋本総業ホールディングスはテニス事業の新たな試みとして、真のテニス日本一を決める男子の新たなトーナメント「盛田正明杯」(JPTT)に協賛し、女子では同社の社長名を冠した「橋本政昭杯」を立ち上げる。新型コロナウイルス禍で出場機会が激減した選手に真剣な試合の場を提供するべく、テニス日本リーグの強豪5チームに加え選手会(日本のプロ登録選手)、大学王者の早大、準優勝の慶大、高校総体優勝の相生学院、柳川高校が一堂に会する。

 テニスの新大会・盛田正明杯は高校王者から社会人、プロまで参加する。橋本総業は2019年度のテニス日本リーグを制した強豪チームであり、社を挙げて「テニスの天皇杯」ともいえる新大会を盛り上げる。日本テニス協会名誉会長である盛田正明氏とテニス愛好家である橋本社長の意向により、トントン拍子で話が進んだ。

 大会は4月10―11日の両日、HATドーム(吉田記念研修センター)を会場に無観客で行い、シスコシステムズ他の運営協力によりインターネットを使用した斬新な大会となる。GAORAなどで配信し、ユーチューブでもハイライト動画をアップする計画。

 対戦はトーナメント形式でシングルス2本、ダブルス1本を1セットマッチで行う。

 取材に応じた橋本社長は「コロナ禍で国内大会がなくなり、選手本位で考えた。高校から社会人まで同じ土俵で行う大会は史上初で緊張感のある試合を期待したい。コロナ終息後にはグローバルなイベントに育てたい」と将来を見据えた。

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