2021年3月18日

日鉄の意匠性チタン ニッポンのカワイイ彩る

 日本製鉄は17日、サンリオが開催する展覧会「サンリオ展ニッポンのカワイイ文化60年史」に出展する彫刻家の森貴也氏の作品に、同社の意匠性チタン「トランティクシー」が採用された=写真=と発表した。作品名は「空飛ぶいちごの王さま」で、チタン使用量は36キロ。厳しい環境での展示に耐える高い耐食性と、豊かな色彩色調のバリエーションによる意匠性を芸術作品に提供することで、文化・芸術表現の発展に貢献する。制作には同社と東洋ステンレス研磨工業が協力した。

 「空飛ぶいちごの王さま」はいちごの王さまが気球に乗って空を飛んでいる作品。全てトランティクシーのチタン合金が使われている。意匠性チタントランティクシーは世界初のチタンブランド。チタンの優れた機能性に加え、独自の最先端技術によってさまざまな色彩・色調を多彩に表現することで、文化を彩る「美しさ」を発信する。

 同展覧会は4月24日―6月12日まで開催される松坂屋美術館(名古屋市)を皮切りに、全国主要都市の美術館・博物館で巡回企画展示を開催する。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社