2021年3月16日

柏商工、社内行事「文化の日」開催 地元の陶芸文化堪能

 東海地区有力コイルセンターの柏商工(本社=愛知県東海市、長谷川慶太社長)は13日、愛知県常滑市内で「文化の日」の社内行事を開催した。初の企画となるもので、同市内の「やきもの散歩道」の散策などに加え、陶芸体験も実施。社員とその家族を含む30人が参加し、地元の文化を堪能した。

 同社では、福利厚生の一環、コミュニケーションの深化を図る機会などとして、社員やその家族などが参加する社内行事を積極開催。これまでに、「スポーツの日」や「お笑い観劇会」「登山の日」などのイベントを実施しており、地元東海市のマラソン大会への出場なども続けている。

 「文化の日」も社員からの発案を受け、同様の趣旨で初開催。約1000年の歴史を持ち、日本六古窯の一つで日本遺産認定の「常滑焼」が盛んな常滑市で、陶芸品が並び風情のある約1・6キロメートルの街並みを巡る「やきもの散歩道」を散策し、自ら陶芸品を製作する陶芸体験も行うなど、参加者は地元の文化に触れながら懇親を深め合った。

 長谷川社長は「今回のイベントでは、ろくろと粘土で陶芸品を製作する陶芸体験に特に高い関心が寄せられ、皆が製造業の血を感じさせる真剣な表情でろくろに向かっていた。1カ月半後には焼き上がった陶芸品でコンテストも開く予定で、今から楽しみだ。たまには鉄ではなく土を加工するのも新鮮で良い」と語った。

 同社は、自動車や建設、機械関連など多様な向け先を有するコイルセンター。鋼板コイルのスリット・レベラー加工を手掛け、スリット加工は南柴田工場でレベラー加工は半田工場で行う。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社