2021年3月12日

鉄スクラップ、40日ぶり反落 関東、輸出成約難で需給緩む

関東の鉄スクラップ相場が約40日ぶりにトン当たり500円反落した。船舶不足・海上運賃上昇の影響で新規輸出成約が難航。地区電炉メーカーへの入荷が回復して需給が緩んだ。11日から電炉大手の東京製鉄・宇都宮工場は鉄スクラップの買値をトン500円引き下げた。同工場の値下げは1月29日以来約40日ぶり。地区電炉やシッパーにも値下げの動きが波及しており、荷止め対応も散見されることから、今後も弱い基調が続きそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社