2021年3月1日

全鉄連各地区代表者会議 電子化、脱炭素が課題

全国鉄鋼販売業連合会(会長=阪上正章・清和鋼業社長)は25日、オンラインで「全鉄連各地区代表者会議」を開催、新型コロナウイルス禍の各地区の状況と問題点、ミルシート管理などについて討議した。ミルシート管理については地域の鋼材流通企業によってギャップがあると分析した上で、ミルシート様式の一元化は電子化の流れともリンクし、鋼材流通の効率化、生産性向上と働き方改革の取り組みにもつながり、重要との認識を示した。さらに国のデジタル化政策も踏まえ、商取引上の受発注システムの電子化も業界の生産性を高める観点から必要視する。2050年のカーボンニュートラルを念頭に、ゼロカーボン・スチールへの対応も課題に挙げた。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社