2021年2月26日
カラー鋼板 来月中旬値上げに照準 東京地区流通、5000円前後
東京地区のカラー鋼板市況は強含み。3月中旬の価格転嫁に向け、流通が需要家との交渉を加速させている。鋼板メーカー各社が来月以降の出荷分からの値上げを表明しており、採算悪化を防ぐためにも、早期の値上げを実現したい考え。時期については、一部の流通業者から「早ければ3月10日ごろから転嫁したい」との声が上がる。配送方法などサービス面で価格の調整を図る動きもあるが、まずはトン当たり5000円前後の値上げとみられている。
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