2021年2月22日

コベルコ建機の経営戦略を聞く 尾上善則社長 変化に強い体制構築 次期中計 リスク管理やICT化推進

コベルコ建機の尾上善則社長は「変化に強い事業体制の構築」を掲げ、2021年度からの次期中期経営計画を見据える。新型コロナウイルスで中国以外の建機市場に逆風が吹く中、ICT(情報通信技術)を活用した、ICT建機開発、業務改革、顧客とのつながりの強化を掲げ、新たな体制を固める。並行して電動化対応など新たな環境技術の開発に注力、各施策を通じた事業の推進に当たる。同社長に本年の見通し、取り組みを聞いた。

 ――建機市場の動向について。

 「海外は中国が春先にコロナで落ち込んだものの、その後は盛り返し、20年の総需要は過去最高の見通しだ。一方で、中資系メーカーのシェアが上昇し続けている。日本は海外ほどコロナの影響はなかった」

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社