2021年2月10日

薄板市況、東西で続伸 需給ひっ迫、値上げ浸透

国内薄板市況が東西で続伸した。需要回復と店売り市場への入荷停滞による需給ひっ迫局面が続く中、流通業者の在庫補充意欲はなお強く、値上げ容認のムードが広がっている。商社やコイルセンターなどの大手流通は先月帳端明けや今月初めから唱えを一段と引き上げたが、織り込み済みの市場はすぐさま反応。昨秋以降の上げ幅は熱延鋼板(中板)や冷延鋼板などでトン当たり1万5000円に達した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社