2021年2月10日

高炉3社 通期予想、全社が上方修正

高炉メーカー3社は2021年3月期連結業績予想を上方修正した。9日に出そろい、日本製鉄は事業利益300億円(前回予想600億円の赤字)と黒字予想とし、JFEホールディングスは事業損失320億円(900億円の赤字)、神戸製鋼所は経常損失100億円(350億円の赤字)と赤字幅を縮める。自動車など需要の回復に応じて粗鋼生産を増やし、鋼材販売価格を改善。コスト削減を進め、損益分岐点を低くした。21年度の市場はコロナ禍や米中摩擦など依然不透明ながら、タイトな鋼材需給と各社の体質強化の進展から収益の改善が続く見通しだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社