2021年2月5日

普通鋼電炉11社 4―12月 9社経常減益、1社赤字

普通鋼電炉メーカー11社(連結9社、非連結2社)の2020年4―12月期決算が4日、出そろった。増収増益は東京鉄鋼1社のみで、ほか10社は減収となりそのうち9社が経常減益、1社は赤字に転落。新型コロナウイルス感染拡大による建設工事の着工遅れや計画の見直しなどで鋼材販売数量が減少し、製品販売価格も下落したことなどが響いた。さらに21年1―3月期は電炉主原料の鉄スクラップ価格が昨年11月から急騰した影響が増し、業績悪化が避けられない見通しとなっている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社