2021年2月4日

鉄産懇 中村会長 内需回復5500万トン想定

鉄鋼産業懇談会の中村真一会長(日本製鉄副社長)は3日開催の会議後に2021年度の国内鉄鋼需要について「建設は前年度並み、製造業は回復が続き、5500万トン程度を想定している」と、前年度より300万トンほど増える見通しを語った。上期2700万トン弱、季節要因を考慮して下期に約2800万トンに増える見込み。新型コロナウイルス禍による消費マインド低迷の長期化を懸念しつつ、内需と国際市場に大きく影響する中国の動向を注視する考えを示した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社