2021年2月3日

特殊鋼メーカー、棒線生産高水準続く

特殊鋼メーカーは自動車はじめ建設機械や産業機械など主要分野で需要が回復しているため、1―3月期に続き、4―6月期も特殊鋼棒鋼・線材の生産が高水準となる見通しだ。新型コロナウイルス感染症や半導体不足による影響などで先行き不透明感があるものの、一部の特殊鋼メーカーは、「現時点では年度を通してフル生産を見込む」と想定している。需給タイト化が続くマーケット環境下、特殊鋼各社は需要家への安定供給を継続するため、原料価格上昇などによるコストアップ分を販売価格に反映させ、採算改善を急ぐ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社