2021年2月2日

関西市況 薄板ナイモノ高続く 全品種に品薄感広がる

関西地区の薄板市況は、在庫不足と価格転嫁の動きが一段と強くなっている。酸洗鋼板の品薄が先行していたが、現在は熱延、冷延、表面処理の各品種で不足感が増加。ナイモノ高が続いている。メーカー価格の上昇、輸入鋼材の高騰による影響も合わさり、値上げのスピードが加速。大手コイルセンターでは2月からの販売価格を、中板7万5000円、酸洗鋼板8万5000円の唱えに引き上げる。「材料価格の上昇の終わりが見えない。いつまで値上げすればいいのか」と心配の声が各社から上がっている。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社