2021年1月29日

関西地区 切板価格3000円反発 母材高、さらに唱え上げへ

関西地区の切板価格はこのほど、3000円前後反発し、9万3000―9万8000円(トン当たり、直線切り、SS400)どころが実勢化した。国内外メーカーが母材価格を大幅に引き上げてきたことで、地区の溶断業者は収益が急速に悪化、これを是正するため、年明けから切板の安値対応を回避するとともに、唱えを切り上げた。こうした動きが市場に浸透したもの。今後も溶断業者は収益改善のため、さらに唱えを引き上げていく方針。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社