2021年1月27日

関東相場、鉄スクラップ急落 荷余り感濃厚、なお下げ余地

関東鉄スクラップ相場が急落している。海外相場が下落していることが原因。湾岸部からの輸出向け船積みの減少や、東京電力が関東電炉各社に節電要請をしたことも需給の緩みの要因となった。電炉大手の東京製鉄・宇都宮工場は今月14日から26日までに鉄スクラップの買値を累計でトン当たり7000円値下げした。地区内メーカー・シッパー各社は多くが荷受けの制限を実施しており、荷余り感が濃厚。相場はなお下げ余地があるとみられる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社