2020年12月23日

国内相場 鉄スクラップ「新段階」 鋼材と温度差

 国内鉄スクラップの価格のステージが変化している。電炉大手の東京製鉄は22日からの鉄スクラップ購入価格を全拠点でトン当たり2000円引き上げ、岡山工場では指標品の特級スクラップの価格が2008年10月以来約12年ぶりの高値となった。新型コロナウイルスの影響で世界の鉄スクラップ発生が鈍る一方で、中国などの鉄鋼生産が回復し、原料の需給ギャップが大きくなっている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社